1.基本設定
数値項目は数値専用の項目設定が行え、計算式にも利用が可能です。
また、数値項目はグラフ作成の際に「データ項目」として利用できます。
1.項目名
項目名を変更できます。
2.入力パターン
数値:数値の入力ができます。
数値~数値:[100]~[200]など二つの入力枠の利用ができます。
3.数値の型
数値の型を指定すると特定範囲内の数値を取り扱う事が可能です。
入力可能な数値の範囲は以下になります。
整数型(小):-128 ~ 127
整数型(中):-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647
整数型(大):19桁の整数値 ※20桁以上の数値は登録できません。
小数点型:小数点型を選択した場合、後述の「桁数」を指定する事で任意の桁数を設定できます。
4.前後の文字
入力フォームの前後に表示する文字を、任意で設定することができます。
5.数値の範囲
入力パターンが「数値」の場合に設定が行え、範囲外の数値が入力された場合、数値内での入力を促すメッセージが表示されます。
また、入力パターンが「数値~数値」の場合は無効となります。
設定例「1~100」の場合:
6.桁数
「3.数値の型」に小数点型を指定した場合に設定が行えます。
整数部分の桁数と、小数点以下の桁数設定が行え、未設定の場合は整数部分の桁数が10桁、小数点以下の桁数が0になります。
例:3,2と設定した場合は「123.45」のように表示されます。
※1,000以上の数値が登録された場合は、整数部が3桁までのため、999.99が登録されます。
7.桁区切り
登録されているデータをカンマで桁区切りします。
「10000」で登録を行った場合は「10,000」と表示されます。
8.合計行の計算方法
レコード情報の合計値や平均値の表示が可能になります。
平均値で計算を行った場合は小数点第二位まで表示されます。
「計算しない」を選択した場合、合計行への表示は行われません。
※合計行の計算方法は「合計行の表示」を設定している場合に有効になります。
9.初期値
レコード登録時の初期値を指定できます。
10.必須項目
入力必須項目として設定します。
11.重複登録
「数値〜数値」の入力パターンをご利用の場合、設定した範囲と重複する数値のレコード登録ができないようにできます。
例えば数値項目に「0~100」の登録があると「-10〜0」「100〜101」といった、数値が重複するレコードの登録が禁止されます。片方の数値が入っていれば判定が行われます。
12.入力時備考
入力フォームの下部に注意事項等を表示させることができます。
13.権限グループ
権限グループ設定を行うことで、権限グループ設定が適用されている
「レコード情報」や「レコード項目」の「閲覧・編集・削除」の操作権限を設定することが可能です。
例:権限を割り当てたいグループの選択
関連記事:権限グループ設定について
2.検索設定
検索設定はアプリ内のキーワードや絞り込みの検索方法を選択できます。
チェックボックス項目で設定を行える検索設定は下記になります。
1.重複検索
重複検索を「行う」に設定している場合は、「絞り込み検索」から重複したデータの検索が行えます。
「絞り込み検索」内にある「重複チェック」にチェックを入れ、「詳細検索」を行うと重複したデータのみが表示されます。
下記は「重複チェック」で検索した場合の例です。
2.検索方法
指定した範囲と完全一致のどちらかを指定できます。
範囲指定:a~bといった数値の範囲で検索を行えます。
完全一致:入力された数値と一致するデータの検索を行えます。
3.一括キーワード検索
「検索対象にする」を設定すると、アプリヘッダーにある「キーワード検索」の対象となり、
キーワード入力枠左のプルダウンに選択項目として追加されます。
関連記事:キーワード検索
3.高度な設定
1.項目キー
項目キーはレコード項目毎に異なる固有の名称で、半角英数のみ入力が行えます 「帳票機能」や計算式などで使用します。アプリ内で同じ項目キーは設定できません。
※項目キーは、一度確定すると後から変更することができません。
2.プラスの値だけに制限
プラスの数値だけに制限すると、数値の範囲が2倍になります。
例:整数型(小)の場合、範囲が0~255となります。
3.指定桁数で0埋めする
「桁区切りを行っていない」数値を指定した桁数分「0」で埋めます。
※0埋めの設定を行うと、マイナスの数値は扱えなくなります。
例:4桁で0埋めの場合、「33」と入力すると、「0033」となります。
4.条件付きフォームの設定
下記画面上で設定中のレコード項目を表示する条件を指定出来ます。
- レコード登録画面
- レコード詳細画面
- Webフォームのレコード登録画面
表示する条件の設定方法は下記の通りになります。
- 下記3種のレコード項目から、特定の選択肢を選択した場合に表示する
- プルダウン項目
- ラジオボタン項目
- カテゴリ項目
※表示条件に指定された項目内の選択肢を変更しても、条件付きフォームの設定内容は連動して変更されることはありません。必要に応じて、適宜条件を指定して下さい。
5.特殊設定
準備中となっております。