カレンダー機能の概要
アプリ内の表示設定から表示方法を、「カレンダー」に切り替える事で、レコード一覧をカレンダー表示に変更する事ができます。レコード項目に「日付項目」が作成されている場合に、日付項目に対応したカレンダー表示となります。
※表示方法を「カレンダー」に切り替えるには、日付項目が必須です。
カレンダー表示に対応した日付項目の入力パターンは以下の5つです。
- 「年-月-日」(入力例:2021-04-01)
- 「年-月-日」 ~ 「年-月-日」(入力例:2021-04-01 ~ 2021-04-02)
- 「年-月-日 時:分」(入力例:2021-04-01 17:30)
- 「年-月-日 時:分」 ~ 「時:分」(入力例:2021-04-01 08:30 ~ 17:30)
- 「年-月-日 時:分」 ~ 「年-月-日 時:分」(入力例:2021-04-01 08:30 ~ 2021-04-02 17:30)
関連記事:日付項目の詳細設定
表示方法の変更はレコード登録後に「一覧表示設定」から切替が可能です。
※一覧表示設定は、レコードが登録されている場合に表示されます。
また、一覧表示設定は、リスト毎に異なる表示設定を保持します。
例えば、複数のカスタムリストを作成している場合に、「月間予定のカレンダーを表示するリスト」と「登録されているレコード一覧のリスト」といった、デフォルトの表示設定を切り替えることが可能です。
関連記事:カスタムリストの設定
カレンダー表示の設定
カレンダー表示の設定では、カレンダー登録に使用する日付項目の指定や、色の指定、表示件数の指定などが行えます。
「カレンダーの表示設定」で設定可能な項目は、以下になります。
- 日時項目
レコード登録と、カレンダー表示に使用される「日付項目」を選択できます。
色指定項目
色指定項目を設定すると、登録されているスケジュールに色を設定する事が可能です。
色指定項目として使用できるレコード項目は下記の2種類です。
1.カテゴリ項目
カテゴリ項目の場合は、レコード登録時に選択した、カテゴリ項目で設定されている色が、カレンダーに表示されます。
関連記事:カテゴリ項目の詳細設定
2.カラー項目
カラー項目の場合は、レコード登録時に選択したカラーが反映されます。
関連記事:カラーの設定
3.ラジオボタン項目
ラジオボタン項目の場合は、レコード登録時に選択項目の設定画面で指定した色が、カレン ダーに表示されます。
4.プルダウンボタン項目
プルダウンボタン項目の場合は、レコード登録時に選択項目の設定画面で指定した色が、カ
レンダーに表示されます。
- 初期表示
カレンダーの初期表示を「日・週・月」から選択できます。 - 一日の最大表示件数
カレンダーを月表示にしている場合に、1日に表示する件数を選択できます。
設定件数以上にスケジュールの登録がある場合は、「他〇件」と表示されます。
■カレンダーの月表示例
カレンダーの共有と設定方法
カレンダーの共有を行うと、アプリに登録されているレコード情報から、iCal形式のファイルが作成され、GoogleカレンダーやiPad、iPhone、Androidなどのモバイル端末に、スケジュールを共有する事が可能です。
※カレンダーの共有機能は、iCal対応のカレンダーアプリのみ使用可能です。
※試用期間中はiCalによるカレンダー共有機能は利用できません。
カレンダーの共有は、下記の項目を設定する事で、共有用のURLとQRコードが発行されます。
- ステータス
カレンダーの公開状況を切り替える事が可能です。
ステータスは準備中となっています。 - カレンダーのタイトル
カレンダーのタイトルを指定できます。 - カレンダーの説明
カレンダーの説明を入力できます。 - iCalファイル名
公開するカレンダー共有ファイル(iCalファイル)の、ファイル名を指定できます。
ファイル名は、半角英数字、ハイフン、アンダーバーのみ入力が可能です。
入力を省略した場合は、自動的にファイル名が入力されます。 - 予定のタイトル
カレンダーに登録される、予定のタイトルを設定できます。
初期値には、レコード情報のタイトルを差し込む${dt_title}が指定されています。
また、差し込みキーを使用する事で、任意のレコード情報を出力する事も可能です。 - 予定の日時項目
カレンダーに登録されている、日付のレコード項目を選択できます。
ここで選択した日付項目に登録されている予定が、iCalファイルに出力されます。 - 予定のメモ欄
カレンダーに登録される、予定のメモ欄に表示される内容を設定できます。
また、差し込みキーを使用する事で、任意のレコード情報を出力する事も可能です。 - 詳細URLの挿入
上記の予定のメモ欄の末尾に、関連リンクとして、レコード詳細画面のURLを挿入できます。
レコード詳細画面のURLは、アプリの利用者のみ、アクセスが可能です。
アプリの利用者以外に、カレンダーを公開しないよう、ご注意ください。 - 過去の予定の表示
iCalファイルに、過去の予定を含めるかの設定です。
「過去の情報は含めない」を選択した場合、過去に登録されている予定は無視されます。
外部カレンダーの表示
外部カレンダーの登録・公開設定を行うと、祝日の情報やGoogleカレンダーなどの外部アプリに登録した予定を、Worksアプリ上に表示出来ます。
※カレンダーの共有機能は、iCal対応のカレンダーアプリのみ使用可能です。
※表示する外部カレンダー側は、公開可能な設定にする必要があります。
※外部カレンダーの予定内容を、Worksアプリから編集・削除することは出来ません。
■外部カレンダーの表示例
外部カレンダーは下記2ステップの設定を行うと表示出来ます。
1.外部カレンダーの登録
まずはWorksアプリに表示したい外部カレンダーを登録します。登録する外部カレンダーは、他のWorksアプリやユーザーとも共有出来ます。
- カレンダー名 : 外部カレンダー名を設定出来ます
- カレンダーURL : iCal形式のカレンダーのURLを指定します
- 表示カラー : カレンダーに表示する際の予定の色を選択出来ます
- 表示形式 : 予定の表示形式を変更出来ます
- アプリ間共有 : 他のWorksアプリ上からでも選択可能に出来ます
- アカウント間共有: 他のユーザーも選択可能に出来ます
2.表示する外部カレンダーの選択
登録が完了した外部カレンダーの中から、Worksアプリ上で表示したいカレンダーを選択します。選択内容は他のWorksアプリの表示設定とは共有されないため、アプリごとに個別で設定する必要があります。
■Googleカレンダーの設定例
具体例として、ここではGoogleカレンダー予定の表示方法を紹介します。必要な作業は「表示したいカレンダーを公開設定にする」「iCal形式の公開URLを取得する」の2ステップです。
1.表示したいカレンダーを公開設定にする 表示したいカレンダーの「設定と共有」を選択し、「カレンダーの設定」画面を開きます。
その後、「予定のアクセス権限」を下記のように設定します。
2.iCal形式の公開URLを取得する 設定画面下部の各種URLから「iCal形式の公開URL」をコピーし、Worksアプリに登録します。