アプリ間連携を使用すると、他のアプリからレコード情報を取得することが出来ます。具体的には、在庫情報などのマスタデータを扱うアプリと、計算を実行するアプリを分離することで、アプリの用途をより明確かつ簡潔にすることが出来ます。
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連携データの再取得が行われるタイミング
下記タイミングにて、「参照アプリ」は「被参照アプリ」からデータを取得します。
- 「参照アプリ」「被参照アプリ」のレコードが登録・編集された場合
- 一括登録された場合も含む
- 「被参照アプリ」のレコードが削除された場合
- 一括削除された場合も含む
データ連携の仕様と注意点
アプリ間連携を設定する際の注意点として、データの連携には制限があることが挙げられます。具体的には、「データ連携は一段階まで」という仕様になっております。
例えば、下記画像のような構築のアプリを設計していた場合、「アプリA」のデータを更新しても、自動的にその参照項目が更新されるのは「アプリB・C・D」までとなります。「アプリE」の参照項目は自動的に更新されません。
仮に上記構築で、「アプリA」のデータ更新を「アプリE」まで波及させたい場合は、「アプリA」のデータ更新後に「アプリB」のデータも更新する必要があります。一手間挟む必要がありますので、注意が必要になります。
また、データ連携のタイミングで、登録情報に更新が掛かったアプリは計算式も実行されます。