画像のアプリは発注の管理を行うアプリで、レコードで「業者情報」、サブレコードで「発注履歴」を管理しています。ここでは、このアプリをベースに「サブレコードの最新情報をレコードに表示させる方法」を解説します。
上記では、サブレコード「発注履歴」の最新の情報から「発注日」「発注品目名」「税込金額」の3つの項目をレコードに表示させています。
「サブレコードの最新情報をレコードに表示させる」設定方法
「サブレコードの最新情報をレコードに表示させる」にはメインレコードの計算式項目を設定し、サブレコードを読み込みます。
▲ レコード項目の設定画面(開発者編集モード)で3つの項目の表示を計算式で設定。
計算式項目の詳細設定に、以下計算式を使って設定します。
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${サブレコード名.項目名}[0]
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▲ 計算式の設定に関して
サブレコード設定で必ず「並び順」が「登録順(最新が上)」に設定してある必要があります。
常に最新が一番上に表示される状態で[0](一番上の行)を計算式で指定するイメージです。
逆に、最も古いサブレコードを表示する場合は [-1] を指定します。
※サブレコードの設定画面で並び順を設定してください。
関連記事:計算式項目の詳細設定
設定の手順
●メインレコード項目の設定画面で「計算式」項目をドラッグ&ドロップします。
●名称等を必要に応じて変更し、一度「変更を保存する」ボタンで保存します。
※計算式項目は、ドラッグ&ドロップ後「変更を保存」し、項目作成を確定しないと計算式の入力等ができませんのでご注意ください。
●歯車アイコンから詳細設定画面を開き、計算式の入力エリアに条件に合う計算式を入力します。
●表示させる項目に合わせて「計算結果の型」を選択します。
・数値や計算式の結果であれば、各種整数型か小数点型
・日付であれば、日付型
・一行テキスト等の文字であれば、文字列型
・チェックボックスやラジオボタン等の選択項目の結果であれば 分類型
※表示するサブレコードの項目と「計算結果の型」が一致していない場合、正確に表示されませんのでご注意ください。
●設定が終了したら「登録」ボタンをクリック
●全ての設定が終了したら「変更を保存する」ボタンをクリック
これで設定は完了です。設定が完了したら、「レコード詳細画面」以外にも、「レコード一覧画面」や「ダッシュボード」に最新のサブレコードの値を表示することが可能になりますので、ぜひお試しください。