ここでは、サスケWorksとサスケのサービスであるCloud Scanアプリと連携して、スマートフォンから名刺データをWorksアプリに取り込む方法をご説明します。この連携アプリを使用すると、名刺登録を効率的に自動化することができるようになります。
Cloud Scanアプリとは
Cloud Scanアプリとはクラウドサービス サスケのオプションの1つであるCloud Scanの名刺スキャン専用アプリです。PC版のCloud Scanは名刺のほか、様々な書類のスキャンが可能ですが、スマートフォン用アプリ版のCloud Scanは名刺取り込み機能のみに特化した、専用アプリとして提供しております。
※Cloud Scanアプリのご利用は、サスケCloud Scanの利用申込みが別途必要です。
→詳しくはこちらよりお問い合わせください。
自動登録の設定方法
名刺の自動登録には取り込みデータの項目と、インポート先の項目を紐付ける項目合わせの作業を行いインポートする必要があります。その際のインポート設定を自動登録設定することで2回目以降は、登録を自動化することが可能になります。
<自動登録設定の流れ>
1.アプリ作成
↓
2.CloudScanアプリとの連携
↓
3.名刺をスキャン
↓
4.項目合わせ
↓
5.データのインポート
↓
6.一括登録設定
↓
自動登録設定完了
1.アプリ作成
連携するWorksアプリを作成します。レコード項目には、名刺の画像データ登録用としてファイル項目を使用する必要があります。その他の項目は、必要に応じて任意で設定します。
■アプリ作成時のレコード項目の設定
<CloudScanアプリ 読み取り項目>
画像データ
・名刺表
・名刺裏
文字データ
・名前
・名前(カナ)
・会社名
・会社名(カナ)
・役職
・部署
・携帯番号
・E-mail
・URL
・事務所_A
・郵便番号
・都道府県
・市区町村番地
・ビル・建物名
・電話番号
・FAX
※上記すべての項目をWorksアプリ側に用意する必要はありません。
最低限必要なのは、名刺画像を登録するレコード項目(ファイル)です。
読み取った上記項目のデータをWorksアプリ側に渡すことで、それぞれのレコード項目に登録されます。Worksアプリのレコード項目名は、名刺読み取りアプリの項目と同じ名称で作成すると、項目合わせの際スムーズです。
2.CloudScanアプリとの連携
レコード設定が完了したら、アプリの設定 > 外部サービスの管理 から
CloudScanアプリとの連携設定を行います。
■アプリ画面上部の設定メニュー アイコン
外部サービスの画面のサスケCloudScan名刺の設定するボタンから設定します
■アプリの設定 > 外部サービスの管理
状態が「利用可能(デフォルト)」になっていることを確認し、名刺画像の格納項目に該当のレコード項目を指定します。サービス名称は任意で変更することができます。
■サスケCloud Scan 名刺の設定
連携に成功すると下記の表示になります。
レコード登録画面の左メニューに外部サービスの項目が表示されます。
■外部サービス
3.名刺をスキャン
アプリの作成し、CloudScanアプリとの連携設定が完了したら、
名刺のスキャンを行い、データをサスケWorksアプリ側に送信します。
CloudScanアプリで名刺をスキャン
読み取った各項目の内容が表示されるので、確認します。
内容に問題がなければ、右下のサスケ連携をタップします。
※内容を編集する場合は、該当のテキスト部分をタップすると編集が行なえます。
※Worksアプリ側に登録後でも内容の編集は行なえます。
取り込み先サービスの選択からSaaske Worksを選択します。
連携先のWorksアプリを選択します。
最終確認画面で内容を確認し、下部の登録するボタンを押してください。
送信に成功すると、下記のメッセージが表示されデータがアプリ側に送信されます。
スキャンが完了した名刺はアプリ内に一覧で表示されます。
4.項目合わせ
名刺データがサスケWorksアプリに送信されると、自動登録設定をしていない状態では一旦、
連携待ち一覧(レコード登録 > 外部サービス)として登録されます。
一覧から登録するデータを選択し、ページ下部の登録開始から項目合わせに進みます。
■外部サービス − 連携待ち一覧
レコードへのデータ登録方法と種類を確認します。
関連記事:レコード一括登録方法について
■レコードの一括登録
インポートファイルの項目をWorksアプリ側の項目と紐付ける設定を行います。
項目を合わせたら一括登録画面へ移動しますので、画面下の「最終確認」ボタンを押します。
■レコードの一括登録 - 項目合わせ
5.データのインポート
各項目の値を確認し問題なければ、一括インポート設定の保存の新規保存を行い登録実行します。
次回は自動的に項目に合わせを行いレコードに登録されます。
■レコードの一括登録-登録データの確認
■一括インポート設定の保存
正常にインポートが成功すると、次の画面が表示されます。
※登録エラーになった場合は、連携待ち一覧から編集することができます。
■レコードの一括登録 - インポート完了
インポートに成功した連携済みのデータは連携済み一覧に表示されます。
未連携のデータがある場合は、連携待ち一覧に表示されます。
■外部サービス − 連携待ち一覧
6.一括登録設定
インポート後は、ページ右上の設定メニューから一括登録設定を設定を行います。
■外部サービス
登録方法が自動登録になっていることを確認し、一括登録設定には登録時に保存した一括インポート設定を指定します。これで次回からはWorksアプリに自動的に名刺データが取り込まれるようになります。
■外部サービス – 設定メニュー
インポートされたデータはレコードから確認することが出来ます。
■レコード詳細