Worksアプリではレコード情報を比較するためのグラフを作成することができます。
グラフの作成方法を、いくつかの事例とあわせて確認していきます。
ここで紹介するグラフの作成例は、サスケWorksアプリストアで配布されている「リサイクルショップ売上管理」アプリのダッシュボード上で確認いただけます。
無料でダウンロードできますので、ご自身のスペースにアプリを追加してご確認ください。
都道府県別の売上比率グラフ
【例】
リサイクルショップの販売者は都道府県別の売上比率を下記のような円グラフで表示させたいと考えています。
では、このグラフの作成方法をみていきましょう。
まずは、アプリにどのように情報が登録されているか確認します。
各商品の情報はレコードとして保存されています。
商品の都道府県別の売上はサブレコードに保存されています。
例えば、商品「カメラ」の月毎の売上合計は「レコード」に保存されています。
商品「カメラ」の都道府県別の売上は「サブレコード」に保存されています。
これで、どの情報がどのレコードに保存されているか理解できたかと思います。
では、実際にグラフを作成してみましょう。
1. レコード一覧画面の左側のメニューから「地域ごとの売上」をクリックします
「地域ごとの売上」の情報はサブレコード内にあります。
2. 「レコード一覧」画面から「集計グラフの作成」メニューを開きます
グラフ名の項目を入力してください。
※ここではグラフグループの設定は省略します。
3. グラフの種類を選択
目的に応じた「グラフの種類」を選択します。ここでは、「円グラフ」を選択します。
※グラフの種類の選択は目標や目的に応じて行ってください。
円グラフが適しているケースは?
・グラフの種類について: https://helpworks.zendesk.com/hc/ja/articles/1500000261501
4. グラフの形状を選択
「グラフの形状」を選択します。今回は「ドーナツ」を選択します。
5. ラベル項目を設定
ラベル項目を選択します。
ここでは「地域毎の売上」比率を表示することが目的なので、ラベル項目は「都道府県」を選びます。
【注意】
全てのレコード項目がラベル項目とみなされるわけではありません。
ラジオボタン、プルダウン、チェックボックス、日付の項目がラベル項目として扱われます。
また、ラベル項目はグループ化することもできます。
6.データ項目を設定
データ項目は「都道府県の売上」を選択します。
グラフの目的は、各都道府県の売上高を集計することなので、「都道府県の売上」を選択してください。
※数値とし数えることができる項目のみがデータ項目として扱われます。
下記のようなグラフができあがります。
【補足説明】
グラフの数値の内訳は、下記の表にあるデータになります。
都道府県の総計売上は26,532円
愛知県の売上の割合は (9,900円/26,532円) = 37.31%.
同様に、他の都道府県の売上の割合は、
・秋田県(6,935円/26,532円)=26.14%
・青森県(6,467円/26,532円)=24.49%
・石川県(3,200円/26,532円)=12.06%
上記の円グラフでは「%」で表示しています。
円グラフは、全体に対する各項目の比率や割合を表すのに適しています。
円グラフが適しているケースは?
・グラフの種類について: https://helpworks.zendesk.com/hc/ja/articles/1500000261501