COUNTIF関数を設定する前に
COUNTIF関数を使用するには、サブレコード項目が必要になります。
サブレコード項目を作成後に、レコード項目の設定画面で計算式を作成する事で、COUNTIF関数の使用が可能になります。
条件に合致するサブレコードの件数を集計できます
「COUNTIF関数」は、「メインレコードでのみ使用可能な関数」です。
サブレコード内の指定した項目の値を評価し、条件に合致するサブレコードの件数を集計します。計算結果の型は「整数型」「小数点型」などの数値を関する型にして使用します。
関数の基本構成
COUNTIF(
${サブレコード.数値A} = 10
)
●条件式
「 ${サブレコード.数値A} 」の部分は条件式です。
サブレコードの項目と値を指定することで、集計対象とするサブレコードの条件を設定できます。上の例で言うと、「数値A」項目の値が「10」のサブレコードの件数を集計可能です。
サブレコード項目の指定には「項目名」や「項目キー」が使用できます。
COUNTIF関数を使った計算式の例
# ラジオボタン・プルダウンの入力結果を評価したい場合
COUNTIF(
${サブレコード.小計} >= 1000
)
例えば、サブレコードで購入品を管理する帳票アプリがあるとします。
各購入品の小計が1,000円以上の品目数を集計したい場合、上記のような計算式をメインレコードに設定することで、集計を行うことができます。
他にもアンケートアプリの集計を行うなど、幅広い活用が可能です。