AVERAGEIF関数を設定する前に
AVERAGEIF関数を使用するには、サブレコード項目が必要となります。
サブレコード項目(2つ以上の数値必須)を作成後に、メインレコード項目の設定画面で計算式を作成する事で、AVERAGEIF関数の使用が可能になります。
条件に合致するサブレコードの平均値を集計できます
「AVERAGEIF関数」は、「メインレコードでのみ使用可能な関数」です。
サブレコード内の指定した項目の値を条件とし、条件に合致するサブレコードの平均値を集計します。
計算結果の型は「整数型」「小数点型」などの数値を関する型にして使用します。
AVERAGEIF関数の基本構成
AVERAGEIF( ${サブレコードA.数値A} = 1, ${サブレコードA.数値B} )
- 条件式: ${サブレコードA.数値A} = 1
- 集計対象の項目: ${サブレコードA.数値B}
「サブレコードA」の「数値A」項目に「1」という値が登録されているサブレコードを検索して、「数値B」項目の値の平均値を算出する。
AVERAGIF関数を使った計算式の例
AVERAGEIF(
${お菓子.登録月} = 4,
${お菓子.価格}
)
- お菓子:サブレコードの名前
- 登録月:サブレコード内の検索対象の数値項目
- 価格 :サブレコード内の集計対象の数値項目
例えば、毎日価格が変動する商品を管理するアプリがあるとします。
この商品の4月の平均価格を集計したい場合、上記のような計算式をメインレコードに設定することで集計できます。