計算結果の型の設定は、計算式項目の基本設定で8つの項目から選択します。
計算結果の型は、出力したい値に合わせて指定する必要があります。
計算式の結果を文字で表示させたい場合は、計算結果の型を「日付型」や「文字列型」に選択する必要があります。また、グラフのラベル項目として「分類型」にすることができます。
注意:計算結果の型は一度確定すると変更できません。
計算が行われる入力値の範囲
1. 整数型(小)
計算が行われる数値の範囲は-128〜127です。
2. 整数型(中)
計算が行われる数値の範囲は-2,147,483,648 〜 2,147,483,647です。
3. 整数型(大)
計算が行われるのは19桁の整数値です。
4. 小数点型
小数点型を選択した場合、「桁数」を指定することで任意の桁数を設定できます。
例:最大「196.99」までの数値を扱う場合、設定は「3, 2」となります。
未設定の場合は「10, 0」となります。
注意:計算結果が1,000以上になる場合は、整数部が3桁までのため、999.99となります。
5. 日付型
計算結果を日付として扱います。
例:特定の日付から20日後の日付を計算する場合
${日付} + 20
注意:${数値} ± ${日付} の順に計算式を記述すると、構文エラーになります。
6. 時刻型
計算結果を時刻として扱います。
例:特定の時刻から20分後の時刻を計算する場合
${時刻} + 20
注意:${数値} ± ${時刻} の順に計算式を記述すると、構文エラーになります。
7. 文字列型
計算式で値に文字を扱う場合に設定します。計算結果を最大255文字までの文字列として扱います。
8. 分類型
計算結果を同じ分類が可能な型として、ラジオボタンやプルダウンなどのように複数の値を保持します。
特に、SWITCH関数などを使った計算式を記述する際に設定します。
注意:値の大小を比較するには、基本的に1〜4の整数・小数点型で行うようにしてください。
例えば、「”20.0”」と「”100”」を文字列型で設定して比較した場合に、「”20.0”」の方が大きいと
判定されるようになってしまうことがあります。