SUM関数とAVG関数を設定する前に
SUM関数やAVG関数を使用するには、サブレコード項目が必要になります。
サブレコード項目を作成後に、レコード項目の作成画面で計算式を作成する事で、SUM関数の使用が可能になります。
SUM関数はサブレコードの合計を出力できます
SUM関数はサブレコードの項目の合計値をメインレコードに出力する際に使用できます。
メインレコードの項目に対して、SUM関数は使用できません。
この記事の例では、計算結果の型を「整数型」に設定しています。
▼SUM関数を使用する場合
# メインレコードにサブレコードの合計値を表示する計算式
SUM(${商品購入履歴.商品価格})
上記の例では、「商品購入履歴」というサブレコードに、「商品価格」という項目を作成し、メインレコードの計算式でSUM関数を使用しています。
計算結果には、「商品購入履歴」の「商品価格」を合計した値が出力されます。
AVG関数はサブレコードの平均を出力できます
AVG関数はサブレコードの項目の平均値をメインレコードに出力する際に使用できます。
メインレコードの項目に対して、AVG関数は使用できません。
▼AVG関数を使用する場合
# メインレコードにサブレコードの平均値を表示する計算式
AVG(${商品購入履歴.商品価格})
上記の例では、「商品購入履歴」というサブレコードに、「商品価格」という項目を作成し、メインレコードの計算式でAVG関数を使用しています。
計算結果には、「商品購入履歴」の「商品価格」の平均値が出力されます。
レコード一覧に合計・平均を表示したい場合
レコード一覧に合計行を表示する場合は、「レイアウト設定」を変更する必要があります。
合計行の「合計」や「平均」を変更する場合は、合計行の計算方法を指定してください。