オートメーション機能とは
特定のタイミングやユーザーの操作をきっかけに、設定した処理が自動で実行される機能です。
自動で実行できる処理(以降は「アクション」と称します。)にはメール送信やコメント追加などがあります。
また、レコード条件を設定してアクションの対象となるレコードを絞り込むことも可能です。
オートメーション機能の利用条件や基本的な設定についてはこちらをご覧ください。
タイマー処理の設定方法
タイマー処理では下記のアクションを実行するように設定することができます。各アクションについての詳細な設定方法については下記の記事をご覧ください。
タイマー処理では5つの周期の中から1つを選択することができます。
①毎年
毎年○月○日○時に処理を実行させたい場合に使用します。
②毎月
毎月○日○時に処理を実行させたい場合に使用します。
③毎週
毎週○曜日○時に処理を実行させたい場合に使用します。
④毎日
毎日○時に処理を実行させたい場合に使用します。
⑤毎時
毎日指定した範囲の定時を迎えたときに処理を実行させたい場合に使用します。
タイマー処理の使用例
タイマー処理はレコード条件を組み合わせることでさらに効果を発揮します。
以下のように契約を現在結んでいる、もしくは契約が終了したかどうかを確認できる簡易的な顧客管理アプリを例に、レコード条件を使用してタイマー処理を動作させる方法について解説します。
契約状況が「契約中」である顧客の会社名が全て記入されたメールを、毎月1日の午前10時に社内の特定の人物に送る、ということを想定してタイマー処理とレコード条件を設定したのが以下になります。
タイマー処理の設定
レコード条件の設定
「該当件数の確認」ボタンを選択してみると、契約状況に変更がなく、顧客が新規で追加されたりしない限り、現状メールに記入される顧客は現状5社あることが確認できます。
アクション「メール送信」の設定
※上記画像中で使用しているメールアドレスは架空のものです。
今回は指定したメールアドレスに、「契約中」である顧客の会社名が全て記入された1通のメールを送信することを想定して設定しました。
アクション「メール送信」の詳細な設定方法についてはこちらをご覧ください。
上記設定を行うことで送信されるメール本文は以下のようになります。
該当件数の確認結果と同様に5社それぞれの会社名が記入されていることを確認できます。